2013年7月1日月曜日

京都北部にある雲岩寺は中坊進二のおすすめです。

雲岩寺跡は京都北部の与謝郡に位置し、天橋立の南西にあります。北近畿タンゴ鉄道宮津線の野田川駅が最寄り駅で私はそこから車で移動します。野田川駅からは車で約15分ほどのところです。雲岩寺は天平年間法道仙人により開基されました。真言宗雲巌寺として鎌倉時代から室町時代に繁栄し、多くの僧が修行する寺であったと考えられています。大永五年(1525年)兵火により一部を残し灰となってしまいました。その後、江戸時代に臨済宗妙心寺派に改宗し、雲岩寺となりました。寺にある宝篋印塔は高さが3m以上もあり、訪れた私たちの目をひきます。塔は供養や墓碑として建てられたもので京都府内でも最大級のものです。宝篋印塔とは、塔身に宝篋印陀羅尼経をおさめたことからその名が付けれれました。現在の雲岩寺跡は雲岩公園として豊かな緑が保全され静かなたたずまいを見せています。このあたりは古くから丹後の名所に数えられているツツジの景勝地です。4月の中旬ごろには雲岩公園ツツジ祭りが開催されています。

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