2017年1月13日金曜日

中坊進二の京都トリップ、知恩寺、その魅力

京都大学を訪れた折、中坊進二はしばしば知恩寺を参拝します。観光客が良く行く観光地ではないため、静寂な雰囲気に浸ることができるのがその理由です。境内は広く、屋根の大きな本堂までの参道は長い石畳です。普通のお寺と違うのは、浄土宗の教祖、法然上人ゆかりのお寺であるため、随所に文化財級の建築物や美術品が存在しているところです。本堂までの間に、向かって左側に阿弥陀堂、右側に釈迦堂が向かい合っています。本殿の後ろには小方丈や衆会堂、寺務所などがバランス良く配置されています。このお寺は後醍醐天皇の時代に京都で起きた疫病をしずめるために、百万遍のお経を唱えた空円上人にあやかって、百萬遍知恩寺として市民に親しまれています。知恩寺の周辺は京都大学や同志社大学が並ぶ文教地域です。中坊進二はこの街の文化的な雰囲気が好きで、百萬遍のお寺は周辺を散策する起点になります。学生街のために食堂も多く、気軽に入れるのが利点です。メニューは学生用に安くてボリュームのあるもので、味も良く満足します。さらにこの近くには銀閣寺と賀茂神社があり、中坊進二は時間があればそこまで足をのばします。銀閣寺へは今出川通りを東へ進めばよく、哲学の道などの観光地を巡ることができます。東大路通りを南へ進めば、浄土宗の総本山、知恩院へ達します。南無阿弥陀仏を唱えれば成仏できると言う、法然上人の教えは現在も生きています。全国屈指の檀家数を誇る浄土宗のお寺を巡るのも、仏教を知る良い機会になります。

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