2017年1月28日土曜日

京都の梨木神社で中坊進二が見てほしいポイント

"中坊進二は数十年前に、御所のすぐ近くの大学に通っていました。 他の学生たちと同じように、中坊進二も時間があると、よく御所、鴨川の河原、京大近くの古本屋まわりに時間つぶしに行っていました。 御所の中の東側に、御所の派手さと明るさと対照的な、目立たない神社があり、京都の暑い夏には、木陰に涼みに行って、冷たい湧き水を飲んだものです。その神社が梨木神社でした。ただ学校の近所にあったというだけで、その歴史や由来などはわかりませんでしたが、調べてみると、明治維新や大正天皇などと関係があるのだそうです。御所にある神社ですから理解できます。 有名なのは、数百本と言われる萩の木です。確かに、夏は木陰で涼しいはずです。秋には萩祭りがあります。また、湧き水は、京都の三大名水とされる染井と言われます。梨木神社内には、愛の木という樹があります。ハート型の葉っぱとハート形の絵馬で、女性が多く訪れる京都の恋愛のパワースポットと言われているようです。とは言え、これは、中坊進二が住んでいたころには今日ほど有名ではなかったものです。湧き水と多くの萩と愛の木は、ぜひ見てほしいポイントです。 この付近の散策も興味深いものです。有名大学が多くあった文教地区ですし、少し足を伸ばし、今出川通りまで行き、賀茂大橋を渡れば京都大学の雰囲気を味わうこともできます。 また、そのまま東へ向かえば、鴨川にかかる荒神橋があり、この橋付近の鴨川の河原では公園、グランドなど緑が多く、四条河原町の川べりで多くのアベックが並んで座っている様子とは違い、学生が語り、ジャズがどこからともなく流れてくるような雰囲気です。梨木神社と御所を散策したあと、こうした学生街を散策するのも見てほしいポイントです。"

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