2017年2月19日日曜日

京都を巡る、宝泉院で中坊進二が感じた魅力

中坊進二は京都が大好きで今までに何度か訪れたことがあります。駅周辺の街中はもちろんのこと、嵯峨野や鞍馬のほうへも行きましたし、大原のほうへも足を伸ばしたこともあります。大原へ行ったのはかれこれ20年前になります。確か京都駅から大原行きのバスが出てまして、約1時間ぐらいバスに乗っていきました。大原は京都の街中とは違った雰囲気で、あまり建物がなく何だかのどかな感じでした。バス停は国道沿いにあり、国道から西へ進むと寂光院があり、東のほうへ進むと三千院があります。中坊進二ははじめに国道から西へ進み寂光院を訪れました。有名なお寺だけあっていろんな建物や庭があって、どっしりとした感じはないものの立派なお寺でした。次はまた国道へ戻り、今度は東の方面へ行くことにしました。10分ぐらい歩くと三千院があります。三千院は歌にも出てくるとおり、大原では有名なお寺です。やはり三千院もいろんな建物や庭があって立派なお寺という感じでした。ですが今となっては寂光院も三千院も同じような感じがしてそれほど印象には残ってはいません。大原の有名なお寺は見たし帰ろうとしたのですが、まだ時間があったので三千院の周辺を歩いてみることにしました。三千院の奥には、勝林院や宝泉院というお寺があったのでこれらのお寺にもよることにしました。最後に宝泉院に行ったのですが、このお寺が中坊進二にとって一番印象に残っています。小さいお寺で間口は狭いのですが、建物の中に入ると額縁庭園というものが目の前に広がっていました。大きな木の枝があり、しかもこのときは秋で紅葉の時期だったのでさらに美しかったです。あと血天井というものがあり、実際に倒れた人間の血が染み込んでいるとのことでよく見ると顔の跡もあります。ちょっと怖かったのですが、顔の跡をしばらくじっくりと見てしまいました。美しい額縁庭園を血天井が何だかミスマッチだなと思いました。

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